ホルムアルデヒドの検出

ホルムアルデヒドという有害物質が、水道水の浄水場から検出されたと2012年5月に報道されました。
検出されたのは利根川水系の浄水場で、関東3県の水道水に用いられています。
水道水の問題で記憶に新しいのは、2011年3月に都内の水道水から放射性ヨウ素が確認されたことです。
ホルムアルデヒドは、放射能とは無関係の物質です。

ホルムアルデヒドは、住宅の天井や壁などに使用されている合板の接着剤に含まれています。
シックハウス症候群の原因として化学物質のホルムアルデヒドが指摘されており、強い毒性を持つことから人の粘膜に刺激を与え、のどの痛み、せき、鼻水、目がチカチカするなどの症状が出ます。

住まいから引き起こされるいろいろな健康障害のことを、総称でシックハウス症候群と呼んでいます。
水とシックハウス症候群は、なんの関係性もありません。
ホルムアルデヒドが配合されたものを利用する場合は、最近法律によって上限が設けられるようになりました。
機械換気を取り付けることなどの対策が、法律で義務化されています。

ホルムアルデヒドの性質は、常温のときに色がなく、水に溶けます。
浄水場から検出された原因は明らかにされていませんが、考えられるのは塩素と融合したときにホルムアルデヒドを発生する化学物質が流れ出ていたのではないかという可能性です。

浄水場のこのニュースを受けて、ウォーターサーバーメーカーも水質検査を実施しており、その結果を報告しています。
ウォーターサーバーのホームページを何社か見てみると、ホルムアルデヒドは検出されなかったということです。
ウォーターサーバー選びでは、こうした対応を迅速に行い、消費者に公表しているかということも大切な決め手になるでしょう。